・自宅から職場が遠いので、通勤がつらいです
・通勤するために満員電車に乗るのがつらい…
・通勤時間はいつも道路が渋滞してストレスを感じます
私も満員電車の中、通勤で片道1時間半かかっていたので、きついと思いながら出社していた経験があります。そんな私がどうにか現状を変えたい!と思い、当時実践したことも含めてお話ししますね!
この記事で分かること
- 通勤が辛いと感じる理由
- 通勤時間を有意義にする方法
- 辛い通勤を根本的に解決する方法
この記事を読むことで、通勤が辛いと感じる原因やその対処法を理解することができます。
少しでも通勤に不満や負担を感じている方は、ぜひご一読ください!
通勤が辛いと思っているのはあなただけじゃない
職業が自営業やフリーランスの人、あるいは会社の近くに住んでいる人でない限り、基本的に通勤は付きものです。
みんな同じ思いなのだから、「辛くても我慢しなければ…」、そんな風に思いながら、毎日満員電車に揺られたり、渋滞の中運転したりしている人は多いのではないでしょうか?
実際、リクナビNEXTが実施した調査によると、実に全体の46.4%、首都圏に限ると56.0%が通勤を苦痛に感じていると回答しています。
私だけが辛いと思っているのか不安でしたが、みんな同じ思いを抱えて通勤しているんですね!
通勤時間の平均は?
次に気になるのは、世間一般的には通勤にどれくらいの時間がかかっているか?ですよね。
2021年に総務省統計局が実施した「社会生活基本調査」によると、通勤時間の全国平均は往復約1時間19分です。
なお、首都圏(神奈川県、千葉県、東京都、埼玉県など)の通勤時間の平均は1時間30分を超えるので、首都圏に住んでる人は片道45分程度が一般的ということですね。
人によって感じ方は異なるため、一概には言えないですが、片道39.5分(首都圏は片道45分)を超える場合は、通勤時間が長く、少し負担に思う人も増えてくると予想されます。
なぜ通勤が辛いと感じるのか?
自分の経験も踏まえると、通勤が辛いと感じる理由は大きく分けて「プライベートな時間の減少」と「身体的または肉体的な疲労」です。
プライベートな時間の減少
自宅から職場が離れている場合、定時に出社するために早起きする必要がありますよね。
すると、睡眠時間が減る上に、帰宅する際にも時間がかかるため、自宅でゆっくりする時間も減少してしまいます。
当たり前ではありますが、通勤は仕事をするための移動時間なので、基本的に無給です。
長時間の通勤で体力的に負担がかかる中、無給でプライベートな時間も削られてしまうため、結果としてストレスを抱えてしまう人も多いです。
通勤もさることながら、出張をしなければならない時は、移動時間が長過ぎて、個人的にはとてもストレスでした…
「身体的」または「精神的」な疲労
電車で通勤する場合
電車で通勤する場合、多くの人は満員電車に乗ることで心身ともに疲弊し、降りる頃にはクタクタになってしまい、辛いと感じる方が多いのではないでしょうか?
自分の経験を踏まえると、主に以下の理由から、電車を降りる頃にはクタクタになっておりました。
- 電車内での圧迫感や息苦しさ
- 長時間立ちっぱなしで、すし詰めになること
- 周囲に気を使う必要がある
- 満員電車ならではの独特な臭い
- 他人のイヤホンから漏れる音
- 新聞を広げて読むなどマナーが悪い人
雨や雪など天気が悪い日は、傘を持ちながら満員電車に乗るため、他人に当たらないように気をつける必要がありますが、一方で他人の傘の雨粒が自分の服にびっしょり付いた日には、とても気分は落ち込みますよね…
また、地下鉄でない場合は、真夏や真冬にホームで待つ時間もつらいものです。
車で通勤する場合
車での通勤の悩みの種は、ズバリ道路の渋滞でしょう。
電車は概ね時間を予想できますが、運転中に渋滞が発生すると、会社に到着するまでの時間が読めず、始業時間に間に合わないリスクもあります。
ただでさえ、時間に間に合うか気になる上に、渋滞の中で運転するのに集中力も奪われるので、ストレスが溜まりがちです。
車の運転中は電話もできないので、会社に遅刻する可能性があることを連絡しにくく、これもまたストレスなんですよね…
また、悪天候時にはスリップなどに気をつける必要もあり、普段よりも集中力が問われるのも疲労が蓄積しがちです。
真夏は車内が灼熱地獄になり、ハンドルが握れないくらい熱くなりますし、冬は車内が冷え過ぎて暖房が効くまで寒さに耐えなければならないのも、些細ですがストレスですよね…
いずれの通勤手段も、事前に通勤時間が長いことを覚悟して会社に入ったとしても、実際に通ってみると、それなりにギャップがあるものです。
また、急な人事異動で今までよりも自宅から離れたオフィスへ通勤する必要が生じたり、全く違う土地への転勤で、想像以上に通勤時間が伸びてしまったりすることもありますよね。
辛い通勤を続けるデメリット
ここまで、通勤が辛いと感じる理由についてまとめてきましたが、そのまま続けた場合のデメリットをまとめます。
疲労やストレスの蓄積
つらい!という気持ちに蓋をして、我慢し続けながら不本意な通勤を続けると、身体的・精神的に疲労が蓄積する上に、常にストレスに晒されることになります。
最悪の場合、健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、自分の気持ちに嘘を付きながら、不本意なことを続けるのはリスクがあります。
プライベートが疎かになるリスク
通勤時間が長い場合、家族や友人と過ごす時間などが減少してしまいます。
すると、趣味やスキルアップに費やす時間が減ってしまい、自宅が会社に近い人と比べて、私生活の充実度や市場価値の向上が図り辛くなってしまいます。
また、家族や友人と過ごす時間が減ることで、ストレス発散の機会などを失うことにより、場合によっては、家庭内での不和などに繋がるリスクもあります。
仕事は自己実現の手段の一つですが、プライベートが疎かになるのは辛いですよね。私も同じ悩みを抱えていたので本当によく分かります…
通勤時間のストレスを軽減するためには?
職場が自宅から遠い場合、目的地に到着するまで長い時間、満員電車で揺られるのを我慢したり、長時間渋滞の中を運転したりする必要があるため、できれば有意義に時間を使いたいですよね?
そこで、自身の経験を踏まえて、通勤のストレスを軽減するための対処法をご紹介します!
時差通勤を活用する
当時の私がはじめに取り組んだことは、ズバリ時差通勤です。
電車で通勤していた時は、私はやはり満員電車が辛くて我慢できませんでした…。時には気分が悪くなって途中の駅で降りざるを得なかったほどです。
そのため、そもそも電車が混まない早朝の時間帯に通勤するように変えてみました。
すると、電車が空いているのでストレスも少なく、出社すると人もまばらなので仕事が捗る!と良いこと尽くし。それ以降、早朝での電車通勤が辞められなくなりました…笑
実際、アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ氏やスターバックスの元CEOハワード・シュルツ氏など名だたる経営者達は、朝の時間を有意義に活用していると発言しているくらいなので、朝の時間を有効活用するのはオススメです!
ただし、朝早くから業務を始める分、夕方は早めに仕事を切り上げないと、今度は労働時間が長くなってしまう上に、帰宅ラッシュに巻き込まれてしまうので、注意しましょう!
私の旦那は通勤ラッシュの時間が終わった後の電車で通勤しています。ただし、勤務時間に関する勤務先のルールは必ず確認してくださいね!
路線を変える
前日に友人や会社の同僚との飲み会が入っていたので、早起きが難しいという日もありましたが、そんな時は電車の路線を変えることもしています。
幸い、勤務先の最寄駅以外にも少し離れたところに別の路線があり、所要時間は少し長くなってしまいますが、そちらの電車の方が比較的空いておりました。
もちろん、通勤ラッシュの時間帯なのでそれなりに混んでいますが、メインで使っている最寄駅の路線よりはマシではありました…
女性専用車を利用する
女性専用車はその他の車両と比較して空いている傾向があります。
そのため、わたしは女性専用車がある路線では必ず乗るようにしていました!
ただ、女性専用車は電車の一番前か一番後ろの車両にあることが多いので、ホームでの移動が少し面倒なんですよね。
ですが、満員電車でのストレスが軽減できるので、女性の方は活用を検討してみてください!
読書や勉強
電車通勤の場合、スマホやKindleなどで読書や勉強をするのも選択肢の1つです。
満員電車の中で本や参考書を開くことは難しいと思いますが、経験上、スマホやKindleくらいなら操作ができます。
そのため、手元の端末に読みたい本や資格試験の参考書などの電子版を入れておくことで、自分の世界に没頭したり、自己研鑽したりする時間にできます。
車通勤の方は読書が難しいですが、オーディオブックやポッドキャストを車内で流すことで、ストレスフルな時間も有意義な時間に変えられる可能性がありますよ!
Amazon Kindle UnlimitedやAudibleは30日間の無料体験ができるので、まずは自分に合っているか試してみてはいかがでしょうか?
動画配信サービスの利用
電車の中が退屈!という方は、Amazon Prime Video(アマゾン・プライムビデオ)やHulu(フールー)のような動画配信サービスもオススメです。
ストレスフルな電車内だからこそ、自分の好きな映画やドラマを見ながら通勤してみるのはいかがでしょうか?
月々お金の支払いはありますが、動画を見ているとあっという間に時間が過ぎるので、嫌な通勤時間も体感的には短く感じる可能性があります。
事前に動画をダウンロードしておけば、通信容量を圧迫しなくて済みますよ!
ポイ活を始める
長い時間、満員電車に乗り続ける場合、少しでも時間を有効活用したい!という人もいますよね。
私はスマホでの読書に飽きたら、少しでもお小遣い稼ぎをするため、暇つぶしもかねてポイ活をしていました!
満員電車の中でも、スマホ1つでできるので、電車の中で特にやることがない人は検討してみてはどうでしょうか?
疲れにくい靴にする
満員電車で立ちっぱなしだったり、長時間車を運転したりする場合、足が疲れてしまう経験がある人もいるのではないでしょうか?
私は足が疲れてしまうタイプだったので、ヒールがないパンプスなどを履くことで、少しでも疲労がたまらないよう工夫していました!
ストレスの軽減を図る方法は色々とありますし、時差通勤とオーディオブックなどを組み合わせるのも一つですね!
私も夫もフレックス制の会社に転職できたので、出社する必要がある時は、時差通勤をしながら読書や勉強、オーディオブックなどでリラックスできるようにしていますよ!
根本的に解決する方法
ここまで、ストレスを軽減する方法について触れてきましたが、そもそも根本的に解決する方法もまとめますね!
職場の近くに引っ越す
満員電車や渋滞に巻き込まれるストレスを軽減するためには、職場の近くに引っ越すのも一つの選択肢です。
職場の近くに引っ越した場合のメリットは以下の通りです。
- 通勤時間が短くなり、プライベートの時間が増える
- 通勤時のストレスが減る
- 自転車通勤ができ、満員電車への乗車や長時間の運転をしなくてよい
- 会社によっては住宅手当が出る
一方、次のようなデメリットが挙げられます。
- プライベートで会社の人に会いやすくなる
- 仕事のオンオフが切り替えづらくなる
- 引越しでお金がかかる
- 会社が都市部の場合、家賃が高くなる
- 子供の学校などが変わってしまう
このように会社の近くに引っ越す場合、通勤時のストレスを根本的に解決することができますが、金銭的な負担は増えがちな点には注意が必要です。
会社から数駅のところに引っ越したことがありますが、通勤のストレスが軽減しました。ただ、引越しでそれなりの支出はありました…
自宅に近い職場へ転職する
逆に自宅に近い職場へ転職するのも選択肢の一つです。
自宅に近い職場だと、引越しする必要がないですし、転職活動では基本的にお金はかかりません。
金銭的な負担が追加でかからない点を考えると、それなりにメリットがあると言えます。
ただし、そもそも自宅に近い会社がないと実現しないので、人によっては選べない選択肢ではあります。
在宅勤務・リモートワークができる会社へ転職する
個人的に一番オススメなのは、在宅勤務・リモートワークができる会社への転職です。
職場近くに引っ越す場合は、金銭面の負担が生じるデメリットがありますし、自宅に近い職場へ転職したい場合は、そもそも自宅近くに会社がない可能性があります。
一方、在宅勤務やリモートワークができる会社へ転職する場合は、そもそも引越しする必要もないですし、転職先の会社が自宅近くに無くても大丈夫です。
月に数回は出社をする必要があるかもしれませんが、毎日満員電車や渋滞の中、通勤する頻度が減るのは、とてもメリットが大きいですよね。
もちろん、今の会社での人間関係や仕事内容が気に入っているので、本当に転職する必要ですがあるのかな?という人も居るかと思います。
そのような点も踏まえて、無料で相談できる転職エージェントにまずは登録してみるのはいかがでしょうか?
私と旦那は出社する必要がある会社に勤めてましたが、リモートワークもできる会社に転職したことで、QOL(Quality of Life)が高まりましたよ!
つらい通勤が嫌で転職するなら通勤時間も有効活用!
自宅に近い職場やリモートワークができる会社へ転職しよう!という場合、転職を成功させるために情報収集や自己分析、書類選考・面接の対策など幅広に準備が必要になります。
一方、通勤時間が長い場合、プライベートの時間もあまりないため、転職活動の準備をする時間も限られてしまいます…
そんな時には、通勤時間を有効活用するのがオススメです。
実際、私も旦那も動くスペースがないくらいの満員電車で通勤していた過去がありますが、スマホの画面はなんとか操作出来たので、通勤時間で書類選考や面接の準備などをしていました。
転職活動では情報収集が重要ですが、効率的に集めるためにも、転職サイトや転職エージェント、転職口コミサイトの活用がオススメです!
通勤時間が人生に占める割合を考える
ここまで読んでくださった方は、通勤や満員電車がつらくて、何かしら変えたいという気持ちが強いかな?と思います。
1日の通勤時間が2時間(片道1時間)、週に5日勤務、40年間働くと仮定すると
- 1年間で520時間
- 40年で20800時間(約2.37年)
とかなり長い時間を費やすことになります。
この時間をいかに有意義に使えるか?あるいは短縮できるか?は、人生の充実度を高める上でとても大事なことではないでしょうか?
私は満員電車の圧迫感などに加えて、片道1.5時間も立ちながら通勤することが辛すぎて、会社にいく前日は涙が出てしまうこともありました。
その後、この記事でご紹介したような解決策に取り組んでいく一環で、結果として在宅勤務やリモートワークができる会社に転職ができたのですが、精神的なストレスが激減し、QOL(Quality of Life)が向上しました!
現状の通勤に不満を抱えているようでしたら、少しでも改善できるよう、この記事でご紹介したことを実践してみてください。通勤時間が人生に占める比率は高く、侮れませんよ!
まとめ
通勤するための満員電車や渋滞中の長時間の運転などは、ストレスフルでつらいと感じる人はとても多いのではないでしょうか?
そんな気持ちに蓋をしても、いずれ心身に悪影響が出るリスクがありますし、長時間の通勤時間は無給であるにも関わらず、人生に占める割合はそれなりのものです。
少しでも違和感があるようでしたら、現状を変えるために、何が嫌なのか?、解決するには何をすべきなのか?を考えて、まずは一歩を踏み出してみるのが良いと言えます。
対処法について、最後にもう一度内容を確認しましょう!
・通勤時間のストレスを軽減させるためには、「時差通勤の活用」、「電車内で読書や勉強をして有意義な時間にする」、「動画配信サービスを利用して息抜きの時間にする」などが手段
・通勤時間を減らすために、職場の近くに引っ越す
・通勤ラッシュに巻き込まれないために、在宅勤務・リモートワークができる会社やフレックス制がある会社へ転職する
私たち夫婦は、辛い通勤を解決するために「転職」という手段を取りましたが、未だにお互い良い決断だったねと話しています。
働きながらの転職活動を不安に感じる人もいるかと思いますが、その場合は以下の記事を参考にしてみてください!
転職活動を成功させるためには、情報収集と的確なサポートが必要不可欠のため、まずは転職サイトや転職エージェントに登録することをオススメします!