転職活動で書類選考に応募したのに、なかなか結果が来なくてソワソワします。連絡が遅い場合、どのようなことが想定されるのでしょうか?
このようなお悩み・疑問にお答えします。
この記事で分かること
転職の書類選考期間の目安
応募先企業によって異なりますが、1週間~2週間程度で書類選考の結果が来ることが多いです。
もちろん、応募先企業の選考ルールや採用担当者の繁忙期、応募者の殺到などの影響で、書類選考の結果が来るまでに2週間以上かかるケースも想定されます。
また、大手企業は採用に関係するスタッフが多く、現場の責任者へ書類が届くまで時間がかかる場合があるため、中小企業と比べて書類選考にかかる期間が長くなる傾向があると言われています。
書類選考の結果が遅いからといって、不採用と決まったわけではないため、肩の力を抜いて待ちましょう。
企業によっては、募集要項などに「応募から〇日以内に結果を連絡します」と記載している場合もありますので、選考結果の連絡がいつ頃になるか気になる人は、確認してみてください!
書類選考結果の連絡が遅い6つの理由
書類選考結果の連絡が遅い理由は、企業によってさまざまですが、想定される主な理由6つをまとめました!
他の候補者との兼ね合いで保留とされている
あなたが求人に応募する際、既に選考が進んでいる人がいた場合、その人の選考結果の兼ね合いであなたへの連絡が遅れるケースがあります。
具体的には、選考が進んでいる人が有力候補の場合、最終的な結果が出るまで、他の候補者の選考を保留する場合があります。
この場合、有力な候補者が内定を受諾し、採用が確定するまでそれなりに時間がかかるため、書類選考結果の連絡が来るまで時間がかかる可能性が高くなります。
保留にされる候補者からすると、もどかしい気持ちになりますが、企業側は選考が進んでいる有力な候補者に辞退された場合、採用活動を継続しなければならないリスクもあります。
そのため、書類選考結果が出ているにも関わらず、合否を通知せず、保留していることがあります。
私も既に選考が進んでいる人がいたことから、書類選考結果が来るまでに1か月ほどかかった経験があります
長期休暇とのバッティング
あなたが求人へ応募したタイミングが、ちょうど採用担当者や現場の責任者の長期休暇と重なった場合、書類選考自体が止まってしまい、書類選考結果の連絡が遅くなる可能性があります。
特に、求人を出している部署の現場の責任者が長期休暇をしている場合、募集部署における意思決定ができず、選考自体が進まないのは、想像に難くないでしょう。
また、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始などの連休を挟む場合は、連休前後で仕事が立て込む上に、連休中は書類選考ができないため、通常よりも時間がかかる傾向があります。
私の旦那が年末年始を挟むスケジュールで応募した時には、選考結果が出るまで2週間ほどかかりましたよ
採用担当者や現場の責任者の多忙
採用担当者や現場の責任者の業務が繁忙期に入っている場合、あなたの書類が回覧され、見られるまでに時間がかかるため、書類選考結果の連絡が遅くなる可能性があります。
また、応募先企業の複数部署で求人を募集している場合、現場の責任者から人事担当者への書類選考結果のフィードバックが重なることで、応募者への選考結果の連絡が遅れることあります。
求人への応募者数が多い
あなたが応募した求人に多くの人が応募していた場合、書類選考の結果を踏まえて、「一次面接を実施する候補者」、「補欠候補者」、「書類選考で落選した人」に割り振られることがあります。
この場合、まずは一時面接を実施する候補者へ選考結果の連絡が入り、一次面接の結果を踏まえて、補欠候補者の選考を進めるか否かが検討されます。
そのため、仮にあなたが補欠候補者の場合、書類選考の連絡が来るまでに通常よりも時間がかかることがあります。
応募者が集まってから選考を進めている
あなたが応募した求人が募集を開始したばかりの場合、企業が応募者間の横比較をするために、応募者が集まってから一次面接へ進める人を決めることがあります。
この場合、あなたが書類選考を通過見込みであったとしても、選考結果の連絡が遅れる可能性があります。
不採用の応募者への連絡が遅い企業
あなたが応募した企業が、書類選考で落ちた応募者への連絡をまとめてする場合、応募してから書類選考結果の連絡が来るまでに時間がかかるケースが存在します。
まれに、書類選考で落ちた応募者へ連絡をしない企業もありますので、あまりに連絡が遅い場合は、転職エージェントや採用担当者へ問い合わせをした方が良いと言えるでしょう。
合否連絡が遅いときの対処法
上記のようにさまざまな理由から書類選考結果の連絡が遅れるケースがありますが、あまりに連絡が遅いと不安になりますよね。
求人票などに「応募から〇日以内に結果を連絡します」と記載がある場合は、期日まで連絡を待ち、その期限を超えても連絡が無ければ、問い合わせてみましょう。
目安としては、2週間以上経っても書類選考結果の連絡が無い場合は、採用担当者へ問い合わせた方がよいでしょう。
催促しているようで気が引けるという人も多いかと思いますが、基本的なマナーを守っていれば、採用担当者に悪印象を持たれることはありませんので、問題ないです。
また、転職エージェント経由で応募している場合は、担当エージェントに問い合わせることで、企業にフォローをしてくれます。
書類選考結果の連絡で悩みたくない人は転職エージェントがオススメ
求人への応募方法は、大きく分けて2つです。
・企業の求人ページや転職サイトから自分で応募する方法
・転職エージェントから紹介を受けた求人へ応募する方法
転職エージェントは、応募先企業と信頼関係を築いていることが多いため、書類選考の結果が遅い場合に催促をしてもらうことができ、自分で応募する場合と比較して、選考期間が短い傾向があるためです。
自分で催促をするのは気が引けるという人が多いと思いますが、転職エージェントを利用している場合、この悩みも解決できます。
また、転職エージェントによっては、応募先企業と親密な関係を築いており、他の候補者の選考の進捗度やあなたの選考状況についてヒアリングできる場合もありますので、自分で応募した場合と比較して、安心感は高まるでしょう。
転職エージェントから、求人への応募人数や内定が出る人数など詳細を聞けることもありますよ!
書類選考で落ちた企業に再応募できる?
もし書類選考で落ちてしまっても、この企業で働きたい!という人もいるかと思いますが、そもそも再応募はできるのでしょうか?
結論から言うと、再応募することは可能です。
実際に私の友人でも過去に書類選考で落ちた企業に再応募した結果、内定を獲得したことがあります。
ただし、闇雲に短期間で応募を繰り返すのではなく、なぜ書類選考で落ちてしまったのかを分析し、問題点を解決した上で、再チャレンジするのが良いでしょう。
転職エージェント経由で応募している場合には、書類選考が落ちた理由についても、先方の人事や採用担当者へヒアリングしてもらえるケースがありますので、ぜひヒアリングをお願いしてみましょう!
書類選考で落ちた理由がスキル・経験不足などであれば、現職でスキルを磨いたり、関連する資格を取得したりしましょう。
次に応募するまでに企業が求める要件を満たせるようになり、再応募した際に選考を通過する可能性が高まりますよ。
まとめ
書類選考に応募しても、なかなか結果が来ないと誰しも不安になってしまうものです。ただし、企業側の立場から見ると結果連絡が遅れる理由はいくつかあります。
もしかしたら落選したかも・・・と落ち込みそうになるかもしれませんが、別の要因で遅れている可能性もあるので、気長に待つのがベストと言えます。
とは言えど、あまりに結果連絡が来なくて困っているという方は、対処法をもう一度確認してみましょう!
【合否連絡が遅いときの対処法】
・2週間以上経っても書類選考結果の連絡が無い場合は、採用担当者へ問い合わせ
・転職エージェント経由で応募している場合は、担当エージェントに問い合わせ
今回の求人への応募で転職エージェントを利用しなかった人は、応募先企業との円滑なコミュニケーションを取ってもらえるので、次回から登録してみるのも選択肢の一つではないでしょうか?
加えて、選考書類の添削や応募後のフォローアップをしてくれますので、少しでも悩みを減らしたい人は、転職エージェントの利用をオススメします!